6月は、おにぎり好きにとってはワクワクする月。
というのも、【6月18日】が「おにぎりの日」として日本記念日協会に認定されていて盛り上がるからです。
そこで今回は、なぜ【6月18日】が「おにぎりの日」になったのか、そのルーツを探っていきます。
また併せて、「おむすびの日」や「焼おにぎりの日」といった、類似の記念日についても紹介します。
ルーツは石川県。日本最古のおにぎりは弥生時代!
発祥は石川県にある杉谷チャノバタケ遺跡。1987年にこの弥生時代の遺跡から、日本最古のおにぎりの塊「チマキ状炭化米塊」が出土しました。
そして、杉谷チャノバタケ遺跡がある鹿西町(現:中能登町)が、【6月18日】を「おにぎりの日」として登録。日本記念日協会に認定されました。
【6月18日】としているのは、旧鹿西町(ろくせいまち)の「6」と毎月の米食の日18日を合わせてこの日にしたのだとか。
(参照「中能登町公式サイト」より:https://www.town.nakanoto.ishikawa.jp/soshiki/kikaku/5/2/2/1389.html)
ちなみに同町では、【11月18日】も「おにぎりの日」としているよう。おにぎりが発見された「11月」と毎月の米食の日18日を合わせた日となっています。
(参照:https://www.town.nakanoto.ishikawa.jp/soshiki/kikaku/5/2/2/1390.html)
「おむすびの日」や「焼おにぎりの日」というのもある!
「おにぎりの日」に似たものとして「おむすびの日」というのも存在しています。
こちらは【1月17日】が記念日。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災でのボランティアの善意を忘れないようにと、『ごはんを食べよう国民運動推進協議会』(※2018年に米穀機構へ引継ぎ)が2000年に制定したとのことです。
(参照「米穀機構 米ネット」:https://www.komenet.jp/documents/2019/20190117_omusubi.pdf)
また、ニチレイフーズは【10月8日】を「焼おにぎりの日」として制定。これは、
- 「米」という字を分解すると十と八になること
- 10月は新米の季節であること
- 「醤油の香ばしさが、じゅ(10)わっと、パチパチ(8)とした歯触りの焼きおにぎり」の語呂合わせ
これらの理由で、10月8日となったそうです。
(参照:https://www.nichireifoods.co.jp/media/25395/)
「おにぎりの日」以外にもこのような記念日があるというのは、おにぎりLOVERとしてはとてもうれしい限りです!
6月は「おにぎりの日」がある記念月間。
毎年この日に合わせて、メディアでも取り上げられるほど、6月はおにぎりに注目が集まります。
手軽に食べられるソウルフードのおにぎり。大昔から語り継がれる歴史を感じながら、おにぎりを深く味わってみては!