第47回おむすび屋巡り。
今回は東京メトロの永田町駅へ。改札内で路線の乗り換えがクロスしているその中心点的な所にあるエリア「エチカフィット」に向かいました。
様々な飲食店が集まるスポットになるのですが、この中の1つに今回訪れたおむすび専門店「手むすびむすび」はあります。
並ぶのは既に握られていて個包装になったたくさんのおむすびたち。どれにしようか目を何度も右往左往させながら結構悩みましたが、ここはあまり食べたことのないもので攻めよう。
数分かけた中から選んだのは、『十八穀米』『じゃこと油揚げの有馬山椒和え』『鮭マヨ沢庵』の3つ。どんな感じのおむすびなのかワクワクしてきます♪
お店ではイートインできるのですが、エチカフィット自体がフードコートらしく(そんな感じには見えない)、席はそれぞれの店の近くにあるスペースでも良いとのこと。
全体的にヴィンテージ調になっていて、落ち着く雰囲気。ゆったりとした音楽が流れていて眠ってしまいそうなほど居心地が良いです。
ちなみに、この日は15時頃に行きましたが、駅を利用している人が多い影響か、この時間にしては結構人がいた印象を受けました。
場所も確保し、いざ実食!
まずは具無しおむすびの『十八穀米』から食べていきます!
『十八穀米』
具材が入っていないタイプのおむすびですが、様々な穀物が混ぜ込まれています。
ラベルの原材料名を確認すると、
胡麻
もちきび
押麦
とうもろこし
黒大豆
黒米
青玄米
小豆
もち玄米
アマランサス
もちあわ
大豆
たかきび
発芽玄米
ひえ
キヌア
赤米
緑米
が含まれているとのこと。所々、色々なものが含まれているのは分かるが、さて味はどんなものなのか。
具材が入っていないから、やはり塩むすびを食べている感覚に近い。だけど、さっぱりしていて美味しい。
様々な栄養を摂れることを考えれば、白米だけの塩むすびよりも雑穀が混ぜこまれたほうが健康的にもコスパ的にも良いと思われます。
『じゃこと油揚げの有馬山椒和え』
続いては、初めて出会うこちらの具材。まずは、てっぺんからひと口いただきます。
お、これは面白い! ほんのり香る山椒、そして味がしみている油揚げの旨さが際立っています。また、甘辛い味付けになっていてどこか落ち着く。
さらに食べ進めていくと、噛みごたえあるじゃこも登場。じゃこも味付けがしっかりしていて、全体的にお米にピッタリの味わいになっています。
The和風という感じの味で、強すぎず弱すぎずバランスが取れているので、朝昼夜のどの時間に食べても満足いくに違いないです!
『鮭マヨ沢庵』
最後はおにぎらずをハーフサイズにしたような形の『鮭マヨ沢庵』。厚めの沢庵にサラダ、鮭マヨのそれぞれの色が、まるで国旗のようにはっきりと別れています。
端の方から、ハンバーガーを食べる要領でガブリ。
たくあんは味付けがキツくなく食べやすい。メインとも言える鮭マヨの味を邪魔することなく、絶妙なバランスを保っています。
また、レタスのようなグリーンカールも引けを取らない食べごたえで、口の中で奏でるシャキシャキ音がたまらんです。
パッと見、味付けが強いかなと思ったのですが、個人的にはもう少し味付けが欲しくなってしまうほどの味。これはなかなかの新発見となりました!
今回食べたもの以外にも、定番具材を中心に多彩なラインナップ。豚汁セットもあり、色々な組み合わせが楽しめそうです。
おむすびは全て個包装でテイクアウト仕様になっているから、帰り途中にサクッと買うのもあり。
朝から夜まで通しで営業しているようなので、永田町を経由するときは、テイクアウト用に立ち寄りたいと思います。
■手むすびむすび エチカフィット永田町店
東京都千代田区永田町1-11-28 東京メトロ永田町駅構内B3F
営業時間:平日 8:00~22:00 / 土・日・祝 9:00~21:00
定休日:不定休(Echika fit 永田町に準ずる)
Webサイト:https://www.echika-fit-nagatacho.com/temusubimusubi/
※2024年3月時点の情報となります。