第59回おむすび屋巡り。
今回は大江戸線の都庁前駅が最寄りで、新宿センタービルの地下1階飲食店フロアにあるおむすび屋「おむすび米屋の太郎」を訪問。新宿からも地下通路で繋がっているので、信号待ち無し、雨にも濡れずに行ける非常に便利なお店です。
こちらのお店のポイントは、なんとあのコメダ珈琲店を運営している会社が手掛けていること。おかげ庵という和スタイルのカフェは知っていましたが、まさかおむすびの世界にもやってくるなんて非常に驚きです!
開業は2025年2月22日で比較的最近にオープン。出店の情報は知っていたので、早いうちに来てみたくて今までウズウズしていました。そして今回、都合がつき念願が叶いました!

店頭にはメニュー看板があり、カウンター付近にもショーケースに入ったサンプルがあるのでとても分かりやすい。ここで具材のラインナップ等をチェックします。
このお店のウリは、コメダ珈琲の地元である名古屋をテーマにしたおむすび。「名古屋むすび」と銘打って、天むすや味噌カツなど、名古屋といえばコレが名物という具材が数種類用意されています。
もちろん、鮭やツナマヨなどの定番具材もあるのですが、せっかくならちょっと贅沢してこのお店でしか食べられない物をいただきたい! ということで「名古屋むすび」から3種、『天むす』『鶏そぼろ』『味噌ヒレカツむすび』を注文。名古屋名物の世界を堪能することにしました。


なお、こちらのお店はテイクアウト専用。握りたてで作ってもらいすぐに食べたかったので近くの中庭的スペースへ移動し、温かいうちにいただきます。

『天むす』
まずはやっぱりこれ。名古屋のおむすびと言えば天むすでしょう!
しっとり衣に包まれた海老。硬すぎず柔らかすぎずのプリプリ感がとても良い歯ごたえになっていて、これだけでも幸せ。そしてまた、これがお米に合うのです!
ほのかに感じるタレも絶妙で、味全体を押し上げてくれます。注文して間違いなかったと思わせるほど美味しい一品でした。


『そぼろ』
続いては鶏そぼろ。なんと、このお店のそぼろには名古屋コーチンが使われていて、これもまさに名古屋グルメといったところです。
そぼろ肉1つ1つがよく見るそぼろよりも少し大きく、よーく見ると肉汁も出てきているのが分かります。そのまま持ってしまうと、手に脂が付きそうになるので、容器を支えに食べるなどひと工夫必要です。
では、てっぺんのそぼろ肉からひと口。
弾力のあるそぼろ肉。イメージしていたよりも甘辛すぎないから、肉の味をしっかりと堪能できます。中にもぎっしり具材が詰まっていて、食べ応えは満点。赤ワインを添えて食べたら、夢見心地の気分になれそうです!


『味噌ヒレカツむすび』
最後は、こちらも名古屋グルメで有名な味噌カツ。それを大胆にも具材として使用したおむすびになります。
味噌カツが頭からはみ出ていて、まさに山の頂といった感じ。まずはその頂上からひと口いただきます。
濃いめの味噌がまたカツにピッタリ! 衣はサクサク肉の歯ごたえバッチリで、コレはたまらないです!
濃いめのソースですが、くどくなく絶妙な加減。ヒレカツ肉のしっかりした噛み応えが、食べてる感を後押ししてくれます。
あまりの美味しさにあっという間。楽しい時間を過ごさせてもらえました!


おむすびは、やはり握りたてなのが一番良いですね!
「おむすび米屋の太郎」はイートインができず、テイクアウトオンリーというのがちょっと悔しいところではありましたが、十分“名古屋名物×おむすび”を楽しませてもらいました。
コメダブランドの1つでもある「おむすび米屋の太郎」。新宿に来たらまた買いに行きたいです!
■おむすび米屋の太郎 新宿センタービル店
東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル地下1階
営業時間:8:00~20:00
公式サイト:https://www.komeda.co.jp/komeyanotarou/
※2025年5月時点の情報となります。