第45回おむすび屋巡り。
今回は千代田区神田エリアにやってきました。
オフィスビルが立ち並ぶこのエリアで見つけたのは、都営新宿線の小川町駅から歩いて数分のところにある「十穀和長」。閉店近くの14時30分過ぎに訪れましたが、外で待っている人が多く、人気の高さを窺い知ることができます。
さて、店先のガラスに貼ってあるメニューで具材のチェック。
お米は、店名通り全て十穀米を使っている模様。
鮭やツナマヨといった定番もありましたが見慣れない具材も多く、どちらかというとこちらに目が留まりました。
その中から、『サバマヨ』『サーモンわさび』『豚バラチャーシュー』の3点に決定。
店に入りショーケースに書かれたメニューを再度確認したうえで注文をして、でき上がるまで外の通りで待ちました。
「十穀和長」さんはテイクアウト専門店のため座れる場所へ。
購入したおむすび3種をいただきます。
袋から取り出してビックリ!
こうしてちゃんと見るとかなりでかい。形もブロック型なので、本当におむすびなのかと思ってしまうほどのヴィジュアルにちょっとゾクゾクしました。
『サバマヨ』
さて、まずは何となくイメージのできる『サバマヨ』からいってみたいと思います。
こうして手のひらに乗せるとやはり大きい。
自然と付いてきた箸をどうせ使わないだろうなんて思っていましたが、手に持つのは結構大変で、これは箸が無いとキツい。箸が付くことに対するありがたみを、今までで一番強く感じるほどでした。
何とかかじりついたひと口目はツナマヨのような食感。だけど、よく噛んで味わっていると確かにサバの味わいがします。
サバは切り身ではなくほぐしているタイプ。マヨネーズ感は少ないものの和風な味付けですごくサバに合い、いつまでも食べ続けていられるほど。ただ、脂が強いので、手で掴んで食べると指がテカテカになりますので、ご注意を。
『サーモンわさび』
続いては『サーモンわさび』。鮭ではなくサーモン。お米の上に乗ったサーモンの切り身と一緒にガブリ。
これはスゴイ!
お寿司のサーモンを食べているかのような感覚。ほんのり香るわさびの風味がアクセントになっているところがまた良いです。
わさびのツーンとした感覚が少ないから子どもでも食べられそう。醤油も効いていて、かなり食べごたえがありました!
『豚バラチャーシュー』
最後は『豚バラチャーシュー』。
まずは、お米の上のチャーシューをひと口。ラーメンに入っているチャーシューのように味が染み込んだチャーシュー。期待通りの味でよろしいです。
ガシガシとかじりつきおむすびを掘っていくと、細かく刻まれたチャーシューがギッシリ!
まるで、宝箱の中の財宝のごとく入っていて、ちょっとテンションが上がりました。
肉の食感とこの味付け。とてもお米に合っていて、食べれば食べるほど、力が湧いてくる感じ。歯ごたえ、そして味わい。とても満足いく具材となりました!
かなりの大満腹。大食いタイプではないので、この大きさのおむすびを3つ食べるのはかなりボリュームがあります。
振り返ってみても、おむすびのサイズはかなり大きいものでした。
手で食べるのが大変なほどで、しかもずっしりとかなりの重量級。この大きさと味わいで1つ200円台ならば、コスパとしては相当高いのでは。
閉店近くに行ったにも関わらず、出ては入ってを繰り返していて、人気の理由がわかった気がしました。
職場の近くにあったら、間違いなく通い詰めてしまいそうなほどの「十穀和長」。今回もまた都会のど真ん中で、美味しいおむすびたちに出会うことができました!
■十穀和長
東京都千代田区神田錦町2-2-6
営業時間:10:45~15:00
定休日:土曜日、日曜日、祝日
食べログページ:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13087977/
※2024年2月時点の情報となります。