コンビニのメイン商品といえば「おむすび」。場所も取らないし手軽に食べることができるから、時間のない現代人にとっては打ってつけの食べ物ですよね。
また、各社とも定期的にキャンペーンをやっているから、購入頻度が高い人もいるのではないでしょうか。
そんなコンビニおにぎりをコンビニの枠を越えて調査!
今回は数ある具材の中から「昆布」に絞り、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの大手3社を比較しました。
鮭やツナマヨには一歩譲りますが、それでも人気定番具材の「昆布」。
どこも変わりないんじゃない?って思いますが、食べてみると意外にも差があり新発見もできました!
歯ごたえ十分!あっさり味付けのセブンイレブン
セブンは全体的に落ち着いた味でした。
昆布の味も濃くない。
だが、大きめに刻まれた昆布は歯ごたえ十分で、お米とのアクセントを楽しめます。
あっさりした味付けになっているので、朝や昼なんかにちょうどよいかも。
水分量ハンパない!? パンチ力抜群のファミリーマート
ファミマのおむすびは海苔が硬め。ひと口目からはっきりと違いが伝わってきます。
昆布は3社の中では一番水分が多く具も多い。白ゴマも入っていて、昆布とは違った食感も楽しめます。
全体的に濃いめのパンチ力ある味で、これは夜にじっくりと味わいたい。日本酒とのマリアージュとしても良さそうで新しい発見となりました。
お米を立てる名脇役!バランス絶妙なローソン
昆布はあまり主張せず、お米を立てるような役割を感じました。
味付けは濃くもなく薄くもなく、セブンとファミマの中間といったところ。お米の甘みや塩味、昆布の食感と味わいを絶妙なバランスで楽しめるのではないかなと思います。
セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンの昆布だけを味比べ!
ここからは昆布だけに的を絞って、3社の味の違いを確かめていきます。
まずはセブンから。
味は控えめだけど、追い鰹仕立てと書かれている通り、昆布の味がしたかと思えば、カツオなのかどうかはわからないけど、別の味がその後からやってきます。
二段階で楽しめることができ、これには驚きました!
ファミマは先ほども記載しましたが、一番水分量が多く味も強い。表面のテカリ具合を見るだけで、みずみずしさを感じ取ることができます。
ローソンはどちらかといえばセブンに近い。
でも、昆布の味もしっかりと楽しめ、セブン寄りのファミマとの中間地点といった感じでした。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの昆布おむすびを比べてみて、各社それぞれのカラーがしっかりとあり新しい発見となりました。
同じ具材にもかかわらず、ここまでの違いがあることに今まで気づかず、まさに灯台下暗し。知れば知るほどますます好きになってしまいそうです。
日本人の身近なグルメ、おむすび。
当たり前のように食べているけど、実はものすごいソウルフードであることに感動しました!
<おむすび基本情報(栄養成分表示)>
※2022年4月時点
■セブンイレブン
「追い鰹仕立て 北海道産昆布」
値段:118.80円(税込)
カロリー:173キロカロリー
たんぱく質:3.3g
脂質:0.8g
炭水化物:39.1g(糖質:37.0g、食物繊維:2.1g)
食塩相当量:1.1g(推定値)
■ファミリーマート
「北海道産 日高昆布」
値段:118円(税込)
カロリー:190キロカロリー
たんぱく質:3.8g
脂質:1.2g
炭水化物:41.7g(糖質:40.5g、食物繊維:1.2g)
食塩相当量:1.3g(推定値)
■ローソン
「北海道産 日高昆布」
値段:120円(税込)
カロリー:176キロカロリー
たんぱく質:3.6g
脂質:0.9g
炭水化物:39.0g(糖質:37.8g、食物繊維:1.2g)
食塩相当量:1.23g(推定値)
※値段や栄養成分表示などの情報はパッケージ記載より転載(2022年4月時点)